「三証合一」登記制度改革とは?
これまでは、変更登記時などに、工商行政管理部門、品質技術監督部門、税務部門の3つの部門から、それぞれ、営業許可証、組織機構コード証、税務登記証の3つの証書を取得していました。これは煩雑ということで、窓口を「工商行政管理部門」に統一し、そこで「営業許可証」の発給を受けるだけで、手続きが完了するように改められました。これを「三証合一」といいます。3つの証書を1つにまとめる、ということです。上記のとおり、2015年10月1日から手続きがスタートしています。
今回「三証合一」による登記制度の改革範囲には、上海市における各種類企業と農民専門合作社が含まれる。
「三証合一」による登記制度実施前は、企業が設立登記や登記情報の変更を行う際に、工商行政管理部門から「営業許可証」、品質技術監督部門から「法人コード証」、税務部門から「税務登記証」をそれぞれ申請して発行を受けていたが、「三証合一」による登記制度の改革実施後、新設企業は「一つの窓口での受理、相互連絡、情報の共有」の方針に従って、窓口を工商行政管理部門 1か所に集中し、「営業許可証」の発行を受けるのみで登記が完了し、当該営業許可証には法人コード及びその他組織の信用コードの情報が記載されている。
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